屋根の部分補修事例|瓦・カラーベスト・漆喰の傷みを修理(防府市)
屋根の一部だけでも修理できる?
屋根の傷みというと、「屋根全体を葺き替えないといけないのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。
屋根の状態によっては、傷んだ瓦やカラーベストの差し替え、漆喰の塗り替えなど、必要な部分だけを補修できる場合があります。
一方で、表面から見える傷みだけでなく、その下の木部などが傷んでいることもあるため、まずは状態を確認することが大切です。
今回は、実際に行った屋根の部分補修を3つご紹介します。
CASE 1|割れたカラーベストを部分的に差し替え
屋根のカラーベストの一部に割れが見られました。
屋根全体を葺き替えるのではなく、割れているカラーベストを取り外し、必要な箇所を部分的に差し替えて補修しました。
施工中
割れているカラーベストを取り外し、新しいものに差し替えていきます。



施工後
差し替えた部分を整えて、補修完了です。


【カラーベストの割れはそのままでも大丈夫?】
カラーベストの割れや欠けをそのままにしておくと、割れが広がったり、欠けた部分から雨水が入り込みやすくなったりすることがあります。
屋根材の下には防水のためのルーフィングがありますが、屋根材の割れを長期間放置すると、その下の防水層や下地にも影響が及ぶ可能性があります。
カラーベストの割れや欠けは、状態によっては今回のように部分的な差し替えで対応できる場合があります。
「一部分だけだから」とそのままにせず、まずは割れている箇所とその周辺の状態を確認することが大切です。
CASE 2|傷みが進んだ軒先の隅木を下地からやり替え、瓦を葺き直し
古い建物で、軒先の木部は腐食や欠損が見られるなど、目に見えて傷みが進んでいる状態でした。
このまま部分的に補修するだけでは難しいため、傷んだ隅木や下地の木部を撤去。新しい木材で下地をつくり直し、瓦を葺き直しました。
施工前
軒先の隅木などの木部が傷んだ状態。瓦の方も草が生えたりとあまりいい状態ではありませんでした。



施工中
傷んだ軒先の隅木などの木部を撤去し、新しい木材で下地から補修していきます。



施工後
下地の補修後、瓦を葺き直して仕上げました。

【古い屋根は、瓦だけでなく下地が傷んでいることも】
築年数が経った建物では、瓦そのものだけでなく、その下にある木部まで傷みが進んでいることがあります。
特に軒先は雨風の影響を受けやすく、木部の腐食が進むと、瓦を支える部分が弱くなり、瓦のずれや軒先の変形などにつながることがあります。
傷みをそのままにしておくと、雨水の影響を受ける範囲が広がり、補修する範囲も大きくなってしまうことがあります。
今回のように、木部の腐食や欠損、瓦のずれ、軒先の垂れなど目に見える変化が出ている場合は、表面だけでなく下地を含めて状態を確認することが大切です。
状態によっては屋根全体を葺き替えるのではなく、今回のように傷んだ範囲を下地からやり替えて、瓦を葺き直す方法で対応できる場合もあります。
CASE3|鬼瓦の落下をきっかけに、傷んだ漆喰を補修
屋根の鬼瓦が落ちてきたことから、屋根の状態を確認してほしいとご相談いただきました。
屋根に上がって確認すると、鬼瓦まわりだけでなく、棟や取り合い部分の漆喰にも剥がれや傷みが見られました。
瓦屋根の漆喰は、棟まわりを雨風から守り、棟瓦を安定した状態に保つための大切な部分です。
漆喰が剥がれた状態をそのままにしておくと、雨水が入り込みやすくなったり、棟まわりの劣化が進んだりして、瓦のずれや崩れにつながることがあります。
今回は屋根全体の状態を確認したうえで、これ以上傷みが進まないよう、劣化している周辺の漆喰を塗り直して補修しました。
状態の確認
鬼瓦、棟や取り合い部分の漆喰にも剥がれや傷みが見られました。




施工後




【鬼瓦や漆喰の剥がれは、屋根の点検をするきっかけに】
屋根の漆喰は普段なかなか目に入らないため、傷みが進んでいても気づきにくい場所です。
今回のように鬼瓦が落ちてきたり、瓦のずれや漆喰のかけらが家のまわりに落ちていたりすることで、屋根の異変に気づくこともあります。
気になる症状があれば、その部分だけでなく、周辺も含めて状態を確認しておくことが大切です。
漆喰の傷み方や瓦の状態によって補修方法は異なりますが、今回のように傷んだ部分やその周辺の漆喰を塗り直すことで対応できる場合もあります。
屋根の部分補修について詳しく知りたい方へ
屋根の傷みには、瓦やカラーベストの割れ・ずれ、漆喰の剥がれ、軒先の傷みなどさまざまな症状があります。
屋根全体をやり替える必要があるのか、部分的な補修で対応できるのかは、傷んでいる場所や範囲、屋根全体の状態によって異なります。
屋根の部分補修ができるケースや、傷みをそのままにした場合の影響については、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。
→ 屋根は部分補修できる?瓦・カラーベスト・漆喰の傷みと修理方法
屋根の小さな傷みもご相談ください
屋根の傷み方はさまざまで、必ずしも屋根全体を葺き替える必要があるとは限りません。
今回ご紹介したように、割れたカラーベストの差し替え、傷んだ軒先の部分的なやり替え、瓦まわりの漆喰補修など、状態に合わせて必要な部分だけを修理できる場合もあります。
屋根は普段なかなか目にすることができない場所ですが、瓦や屋根材の割れ・ずれ、漆喰の剥がれ、軒先の傷み、屋根から何か落ちてきたなど、気になる変化があれば屋根からのサインかもしれません。
「一部分だけだから頼みにくい」「これくらいでも見てもらえる?」という小さな屋根のお困りごとも、お気軽にご相談ください。
防府市を中心に、山口市・周南市など周辺地域の屋根修理・部分補修にも対応しています。
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